こんにちは! 今日は「内発的動機」と「外発的動機」についてお話しします。
難しい言葉のように聞こえるかもしれませんが、じつは誰でも日々の生活で感じているものなんです。 仕事や学び、どんな場面でもこの2つの動機が大きな役割を果たしています。
職場でのモチベーションアップや、チームのやる気を高めたいときに、この2つの動機をどう使い分けるといいのか? 今日はそんなヒントをお届けします!
内発的動機と外発的動機は、組み合わせが大事!
職場でメンバーがいきいき働き、成長していくためには、内発的動機と外発的動機を状況に応じてうまく組み合わせることがポイントになります。
どちらか一方ではなく、両方のバランスが取れてこそ、行動が生まれ、やる気が続き、成長にもつながっていきます。
両方の動機に役割があるから
人は、最初の一歩を踏み出すときには「外発的動機」によって動かされることがよくあります。
たとえば、「頑張ったら昇給するよ!」とか「この目標を達成すればボーナスがもらえる!」といったわかりやすいご褒美があると、やる気が出ますよね。
でも、外発的なモチベーションだけに頼っていると、「ご褒美がなければやらない」という状態になってしまうことも。
そんなときこそ「内発的動機」が大事になります。
「この仕事が楽しい」「自分の成長につながる」「社会の役に立っている」といった内側からわき上がるやる気は、長く続くモチベーションになります。
つまり、外発的動機は「きっかけづくり」、内発的動機は「やり続ける力」なんですね。
職場での活用方法
では、実際に職場でどんなふうに活かしていけるのか。 具体的な例をいくつか紹介します!
● 外発的動機を活用する方法
- 営業チームに「目標達成ボーナス」を導入することで、売上アップを目指す
- プロジェクトが完了したときに「社内表彰」や「報奨金」を設定して、頑張った人をしっかり評価する
- 成果に応じて昇進や役職を与えることで、次のステップへの意欲を高める
こうした外発的な仕組みは、明確でわかりやすく、動機づけにはとても有効です。
● 内発的動機を育てる方法
- 企業のミッションやビジョンを共有し、「自分たちの仕事が社会にどう役立つか」を伝える
- 社員が自分の得意分野や興味を活かせるよう、プロジェクトを自由に選べる仕組みをつくる
- 1on1ミーティングを通じて、個人のキャリアや成長についてしっかり対話し、サポートする
内発的動機が高まると、「やらされている」ではなく「やりたいからやる」という自律的な行動が増えていきます。
● 両方を組み合わせたアプローチ
- 社内スキルアップ研修で、参加すると「修了証」や「評価ポイント」がもらえるようにしつつ、学ぶ内容は個々のキャリアに合わせて選べるようにする
- 若手社員に「社会貢献性の高いプロジェクト」を任せ、その成果に応じた昇進や報奨も準備する
- チームの目標達成時には、みんなで成功を祝うイベントを開き、達成感と仲間からの称賛を感じてもらう
まとめ:両方をバランスよく使いこなそう!
外発的動機は、短期的な成果を出すために欠かせません。 でも、それだけでは限界があるんです。
内発的動機は、長く働くうえでの原動力になります。 自分の成長や、やりがいを感じることで、自然とパフォーマンスが上がるんですね。
この2つをバランスよく取り入れれば、職場はもっと活気にあふれ、社員一人ひとりの力が最大限に引き出されます。
まずは身近なところから、「外発」と「内発」の仕組みを見直してみませんか?
あなたの職場でも、きっと変化が生まれますよ!