こんにちは。今日は「楽しいことがあるからこそ、失うのが怖い」と感じているあなたに向けて、お話をしてみようと思います。
もしかしたら、あなたも今、大切な人との時間や、幸せな毎日を過ごしているのかもしれません。そしてふとした瞬間、「この幸せが終わってしまったらどうしよう」と、胸がぎゅっと苦しくなること、ありませんか?
私も、何度もそんな気持ちになったことがあります。楽しい時間や、大切な人との関係が深まるほどに、「もし、これが壊れたら…」と考えてしまうんですよね。
でも、そんなふうに感じているあなたは、とても素敵だと思うんです。
「失うのが怖い」は、大切にできている証拠
まず最初に伝えたいのは、
「失うのが怖い」と思うのは、それだけ今を大切に感じている証拠だよ
ということです。
大切なものができたからこそ、手放すことが怖い。それって、とても自然なことなんです。むしろ、それだけ真剣に向き合っているからこそ生まれる気持ち。
だから、そんな自分を責める必要はまったくありません。
「怖い」と思うのは、悪いことでも弱さでもなくて、心がまっすぐだからこそ感じる優しさなんです。
「失う」はまだ起きていない未来のこと
私たちはよく、まだ起こっていないことを想像して不安になります。
「今が楽しいほど、終わりが怖くなる…」
でも、ちょっと立ち止まって考えてみてほしいんです。
それは「今」の話ではなく、「もしかしたら」の未来の話なんですよね。
未来のことは、誰にも分からないし、今考えても答えは出ません。
でも「今、この瞬間を楽しむこと」は、自分次第でできること。
未来の不安を考える時間を、「今を味わう時間」に変えていきませんか?
「今を楽しむ」ってこういうこと
旅行の思い出
たとえば、旅行に行ったとき。 「この旅行も、もうすぐ終わっちゃうな…」なんて思うと、寂しい気持ちになりますよね。
でも、そこで立ち止まって「今、この景色をしっかり見ておこう」「この瞬間を思いきり楽しもう」と意識すると、不思議と心が落ち着いて、さらにその時間が大切に感じられるものです。
大切な人との関係
誰かと過ごす時間も同じです。 「この人といつか離れてしまうかもしれない…」と考えるよりも、「今日、どんな話をしようかな」「この気持ちを伝えてみよう」と目の前の相手を大事にする。
それができると、関係はもっと温かいものになっていくんですよね。
桜の花を眺める
桜の季節、あっという間に終わってしまいます。 でも「だからこそ、今の美しさを大切にしよう」と思えますよね。
この一瞬を大事にすること。それが「失う怖さ」に飲まれず、今を豊かに味わうコツでもあります。
今を大切に
最後に、もう一度。
「失うのが怖い」と感じたときは、
「それだけ大切なものがある」と気づくチャンスだと思ってみてください。
そして、その気づきを「今をもっと味わおう」という行動に変えてみましょう。
未来のことは分からないけれど、今を大事にしているあなたは、きっと後悔しません。
不安になるのは自然なこと。無理に不安を消そうとせず、時には深呼吸をして、「今」をぎゅっと抱きしめるような気持ちで過ごしてみてくださいね。
あなたの毎日が、もっと優しく、あたたかくなりますように。